Introduction
About GPES Program (Japanese)
教育研究上の目的
プログラムは、東京大学が新たに設置する先進的なプログラムであり、修士課程と博士課程を持つ。また、国際環境学コース（学部コース）とその理念を共有しており、本プログラムも学部コース同様に英語のみで授業が行われる。
国際環境学コース（学部コース）で教育を受けるものは、経済・文化・政治学的視野から環境政策を、分析・評価・提言・立案する等の独自のスキルを、基礎物理学や化学さらには生態系の仕組みやグローバルな物質循環測定法などの環境プロセスに至る種々の側面を網羅する基礎的な科学技術を元にして身に付けることになる。
本プログラムは、自然科学・農学・産業科学、経済学・政治学などの社会科学といった広範囲にわたる関連分野からそれぞれの専門分野を選択し、上記の理念をさらに深化することを目的とする。本プログラムは、グローバル社会の今後の発展のために現時点で取り組まなければならない諸問題を、世界の最先端で活躍する専門家たちと共に解決する機会も提供する。
求める学生像
当該専門分野のみならず、様々な分野での専門家としての活躍を目指す以下の学生。
- 環境エネルギー分野において、国際的に活躍できる人。
- 自然科学・社会科学両方の視点を持ち、かつ環境エネルギー分野を体系的に理解する人。
- グローバル、ローカルにかかわらず、環境問題を理解し適切な判断を下せる人。
- 環境問題に関して様々な価値観を持つ利害関係者を尊重し、理解を示すことができ、かつ問題解決においてリーダーシップを発揮できる人。
- 実社会での問題を、即時に適切に解決できる人。
- 国際的な場で、専門家と非専門家間、異なる文化的背景を持つ集団間の対話を可能にする人。